アイルランド語で“10万回のようこそ”という意味。
Bar E.A.Tの事、Bar kuyurasuの事、弊社スタッフの事を知っていただければ幸いです。
各店舗にて毎月1日、枚数限定発行しております。
2024.12.01発行第二宵
続・タニ、バーテンダーになる
初めて踏み込んだバーという世界。お酒と言えばビールとお茶割り、レモンサワーで育ってきた身としては知らない事だらけでした。
これは今働いているアルバイトスタッフたちからも同意を得られると思うのですが、横文字が多いカクテルやウイスキー、そもそも名前を覚えていないと注文を聞き取ることすら困難です。まずは知識を詰め込む所からバーテンダーの一歩が始まりました。
仕事終わりに飲ませてもらいながら勉強をさせてもらい、お客様に飲ませてもらいながら勉強をさせてもらい、、覚えた事が多くなるにつれ、段々と「楽しい」という事の内容が変化してきます。お客様とお酒の話をしていると、自分が大人の階段をのぼっているような気がしていました。
お酒に対し、強くもないが弱くもないと自称していたのですが、お陰さまで飲みながら覚えるという事ができました。そんな自分への過信から起こったのが、、
アルバイト終わりにお客様と髙田に連れられ近くの中華へ。店のジャスミン杯を全部飲み干した頃(一部バーテンダー、結構こんな飲み方ですw)に
「タニー小籠包あげる」と言われ、何故か手を差し出す若手タニ。手をレンゲ代わりにに食べる姿を撮られた写真が、今でも定期的にSNSで掘り起こされていますw
こうして身体を張って飲みながら、記憶を無くしながら本当の意味で大人の階段をのぼっていきました(違う
今回はこのあたりで。
思ってるよりなかなかバーテンダーになれないですw次回もお楽しみに、、。
お酒の小噺
ラムは英語で「rum」と綴ります。イギリスの一部地域の方言でrumbullion(興奮、大騒ぎなど意味)が由来とか。
イギリス??となった方もいるかもしれませんが当時カリブ海の島々はヨーロッパ帝国の支配下にありました。
ronやrhumといった綴りもありますが、前者はスペイン語、後者はフランス語となります。これも上記と同じ理由です。
よくみると色んな表記があるのでボトルを手に取って、見比べてみてください。表記一つで過去の背景がわかったり、なかなか面白いものです。